今、ピーマンのお花がたくさん咲いていませんか?
「これ全部、実になったら嬉しい!」と思う一方で、栽培の知識が増えてくると、こんなブレーキがかかりませんか?
- 実を生らしすぎると、株が疲れて成長が止まってしまう…
- ナスと同じように、ピーマンも最初のお花や実は摘み取るべき?
欲張りたい気持ちと、株を労りたい気持ち。その正解のライン、悩みますよね。
そこで今回は、ピーマン栽培と向き合ってきた経験から、「花を間引く(摘花する)べきかどうかの明確な判断基準」をシェアします。
あなたのピーマンのポテンシャルを最大限に引き出す方法を、分かりやすく解説していきます!
1. 結論:ピーマンの「咲きすぎた花」は無理に間引かなくてOK!
基本的に実はピーマンの花は、無理に摘み取りをする必要はありません。
ピーマンはとても賢い野菜です。自分の体力(株の大きさや栄養状態)に合わせて、育てられない分の花は自分でポロリと落とします(生理落花といいます)
花がたくさん落ちてきても、それは自然なこと。
花が落ちたということは、ピーマンの株自体が、これ以上は身をならせることができないと、判断したうえでの行動です。
花が散る→病気、と感じるところですが、それは正常なことの方が多い生理現象です。
2. 【ここをチェック】例外的に「花を間引くべき」3つの判断基準

基本は放ったらかしで良いですが、以下のケースだけは人間の手で花を間引いて、株を助けてあげる必要があります。
基準① 株がまだ小さすぎる(高さ30cm未満など小さい株)
木が育っていないのに花が咲くと、実を作ることにパワーを取られて木が大きくならなくなります。
小さいうちの花(特に最初の一番花・二番花)は心を鬼にして摘みましょう。
そうすると、その養分が苗を育てるパワーになり、長い目で見るとそちらの方が多く収穫できます。
基準②最近「剪定(せんてい)」をしすぎた
「ハサミを入れすぎて葉っぱを減らしすぎた…」という場合、光合成でつくれる栄養が減っています。
それなのに花が多いと株がバテるので、少し花を減らしてあげると安全です。
花を落とさなくては!とピーマンが考える前に、その考え事なくしてあげましょう。
その分だけ、パワーを苗の回復、成長に使ってくれます。
基準③ 「めしべ」が短くなっている(肥料切れ・水不足のサイン)
ピーマンの花は小さくてかわいいですが、その中心をよく見てください。
ナスとは色が違いますが、真ん中のぴんとしているのがめしべ、周りの何本かあるものがおしべです。
こちらも茄子同様、苗の状態が弱っている、肥料不足になると、めしべが短くなります。
そのような花が多い場合も、花を人工的におとして、苗の回復を促してあげましょう。
詳しくは次の章で行っています。
3. 今すぐできる!花を使ったピーマンの健康診断
たくさん咲いている花をよく見てみてください。ピーマンの健康状態は「花の中心」にすべて現れます。
健康な状態(長花柱花)
真ん中の「めしべ」が、まわりの「おしべ」よりも長く飛び出している。
⇒ 栄養満点!花が全部実になっても耐えられるパワーがあります。
危険な状態(短花柱花)
「めしべ」が「おしべ」に埋もれて見えない、または短い。
⇒ 肥料切れ、または水不足で株が疲弊しています。
この状態の花は受粉できずに落ちやすいため、「追肥」と「水やり」を最優先してください。
4. 実がつきすぎて枝が折れるのが心配な人への先回り対策
「もしこの花が全部ピーマンになったら、重さで枝がバキッと折れそう…」という不安への解決策。
対策①1番手っ取り早いのは「小さいうちの収穫」
最初の数個は、一般的なお店のサイズになる前(小指の先〜3cmくらい)で若採りして食べちゃいましょう。
これだけで株の負担は一気に軽くなります。
対策② 柱と紐で「吊るし気味」に固定する
ナス科の枝はしなやかですが、ピーマンはナス科の中でも少し折れやすい野菜です。
100均の支柱でも良いので、あらかじめ誘引しておきましょう。
その後、株が大きくなるにつれて、必要があればその都度誘引し直しても大丈夫です。
最後に
ピーマンの花が咲き乱れると、こんなに花が咲いて大丈夫?という心配が来ますが、基本的にピーマンは賢いので、自分のキャバ以上に実をならさずに、実を落とします。
ですので基本的にはそのままで大丈夫。
しかし、私たちができることもあります。
「株が小さい時」「葉を切りすぎた時」「めしべが短い時」は、人間がサポートしてあげる必要がありますので、やはり日墓の観察は必要ですね。
今私のピーマンの株はお花は少し落ち着きましたが、実がたくさんなっている状態です。
小さな実がたくさんついているので、なかなか実が大きくならないですが、大量収穫を夢見て今日もお世話をしています(#^^#)
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