こんにちは。もう暦は7月ですね。
今回は、家庭菜園で大人気の「ニラ」のお話です。
ニラは家庭菜園の本などでも「失敗しにくい野菜」「初心者向け」とよく紹介されていますよね。
これから育ててみようと思っている方の中には、「本当にほったらかしで大丈夫なの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
私自身、100円均一の種からニラをプランターで育て始めて今年で3年目になります。
結論から言うと、ニラは確かにトップクラスで失敗しにくい強靭な野菜です!
ただし、「完全放置で100%うまくいくか」というと、実はそうではありませんでした。
実際に3年間育ててみて分かった、リアルな結果と「これだけは気をつけるべき注意点」をまとめました。
初心者がニラ栽培で「本当に失敗しなかった」3つの理由
我が家ではプランターの大小2つを使ってニラを育てていますが、現在は3年目でわさわさに茂り、今年もすでに2回の収穫を終えています。
実際に育ててみて、ニラが「失敗しない」と言われる理由がよく分かりました。
水切れのサインがわかりやすい
ニラはとにかく強いです。普段の管理は驚くほど雑でも育ちます。
水が足りなくなると「へにょっ」と力なく垂れて体でサインを示してくれるので、そのタイミングで水をたっぷり与えるだけでも十分元気に育ってくれます。
葉っぱがある程度育つと広くなるのですが、そうすると、水の蒸発も多くなるようで。
この場合もたっぷり水を与えてあげると、数時間後にはしゃきん☆と元気に伸びています。
しかし、このへにょりとしているから、水ではない場合もあります。
暑すぎると、へにょりとしてしまう株が多いので、朝方、夕方の状況を確認してぴんと立っているようならば、水切れではないと思います。
害虫被害がほとんどない
ニラ独特のあの強い匂いの効果でしょうか。
我が家で育てている3年間、虫の被害に遭ったことは一度もありません。
無農薬で安心して育てられるのは大きなメリットです。
年に5回は収穫できる圧倒的な生命力
春先から冬の手前まで、切っても切っても驚異のスピードでまた生えてきます。
正確にカウントはしていませんが、シーズン中に少なくとも5回は収穫祭りが楽しめます。
それでも気をつけたい!ニラ栽培4つの注意点
いくら強靭なニラでも、美味しく長く収穫するためにはいくつか外せないポイントがあります。
収穫後には必ず「お礼肥(追肥)」をあげる
よく育つからこそ、収穫後は株が疲れています。
「お疲れ様」の気持ちを込めて、化成肥料をスプーン1杯程度ぱらぱらと撒いてあげてください。
これだけで次の育ちが全然違います。
2〜3年に一度は「株分け」をする
地植えなら不要ですが、プランター栽培の場合は土の容量に限りがあります。
ニラは根っこが増えて株が大きくなる性質があるため、数年経つと根詰まりを起こして葉が細くなってしまいます。
定期的に株を掘り上げて、根を整理してあげましょう。
柔らかいニラにしたいなら「半日陰」へ
お日様が大好きな野菜ですが、夏の直射日光に当てすぎると繊維が育ちすぎて葉が硬くなりやすいです。
スーパーのような柔らかいニラがお好みの場合は、半日陰での栽培がおすすめです。
真冬に枯れたように見えても絶対に捨てないで!
ニラは多年草なので冬を越せます。
ただ、寒い時期は地上の葉っぱが完全に枯れてしまうため、「枯らしちゃった!」と勘違いして捨ててしまう初心者が多いです。
安心してください、根は生きています。
春になれば、また緑のかわいい新芽がひょっこり顔を出してくれますよ。
私が庭植えではなく「プランター栽培」を選んだ最大の理由
ここで、これからニラを育てる方にどうしてもお伝えしたい注意点があります。
春先によくニュースで見かける「ニラと間違えて有毒植物を食べてしまった」という誤食問題。
実はニラの葉は、水仙(スイセン)などの有毒な花の新芽と本当によく似ています。見比べれば違いが分かりますが、単品で生えているとプロでも見間違えるほどです。
「匂いで判別すればいいのでは?」と思うかもしれませんが、実は我が家のニラも、1〜2年目の若い時期はなぜか匂いがかなり薄かったのです。
我が家にはニラに似た葉の花が庭にあるため、家族が間違えて口にしたら大変です。
「絶対に間違いが起きない方法」として、私はあえてプランター栽培を選びました。
プランター栽培はメリットだらけ!
実はプランター栽培、水切れにさえ気をつければメリットだらけです。
一番助かっているのは、「雑草が紛れ込まないこと」
ニラの強靭なパワーのせいか、我が家のプランターには雑草が入り込む隙間がありません。
見分けもつくし、管理も楽なのでプランター栽培は本当におすすめです。
失敗と言えば
そんな管理も簡単で、育てやすいニラですが、個人的に一つだけ失敗したかも、、、。という場所がありました。
それは小さなプランターで、根元近くまで刈り込んでしまったこと。
根元は数センチ(3センチ)程度は残して収穫するのですが、その株は結構今思うと深めに切ったようで。
その場所だけ、枯れかかったことがあります。
再生能力は強いですが、やはり深く切り込むことは良くないようなので、皆様お気を付けください。
他に条件が重なったから、かもしれませんが。
それ以外のニラは今日も元気です!
最後に
想像以上に手がかからず、たくさん収穫できるニラ。
我が家では食べきれないほど採れるので、収穫したらすぐに細かく切って冷凍庫に常備しています。
スープやチジミにパラパラ使えて最高に便利ですよ。今ではスーパーでニラを買うことがすっかりなくなりました。
唯一の難点は、種から育てると1年目は株を大きくする期間(観葉植物状態)になるため、収穫ができないことでしょうか。
もし「すぐに収穫して食べたい!」という方は、園芸店で「苗(株)」を買って始めるのがおすすめです。
最初は少し時間がかかりますが、一度根付いてしまえば毎年勝手に「収穫祭り」が開催されます。枯れるのを恐れる必要はまったくありません。
ぜひ、おうちのベランダや庭先でニラ栽培を始めてみませんか?
ニラの栽培、他↓

コメント