私の家の庭は多分家庭菜園不向きだと思います。
でも、毎年家庭菜園を楽しんでいます。夏場は結構光はいるのもありますが、楽しいから!
ほぼ秋、冬、春は光が入らない庭でも何か栽培できるものは無いかな?と探してみました。
植物に光が必要
植物を育てるにはなぜ光が必要なのか、というと太陽の光は光合成を起こし、植物の体を成長させて健やかに成長するためです。
でも、すべての植物がすごく太陽の光が大好き!というわけではないようです。
陽性植物
一日を通して日が当たるような場所を好む植物
トマト、ナス、ピーマン、キュウリ、トウモロコシ、大根、ニンジンなどなど。
半陰性植物
上記より光を求めず、数時間程度(3~4時間)の光で育つもの
ほうれん草、小松菜、レタスのような葉物野菜、イチゴ、ショウガ、アスパラガスなど。
陰性植物
直射日光の当たらないところを好む植物です。全然光を必要としないわけではありませんが、ほんの1時間前後の日光で育つこともあります。
ミョウガ、フキ、クレソン、ニラなど。
人間と同じように植物によっていろいろ好みが分かれているようです。
おうちの庭の日照時間に合わせて野菜の種類を変えると、もしかすると大成功にになるかもしれませんね。
正直丸一日光が当たる場所は、私の庭にはすごく貴重な場所になるので毎年作るミニトマトに贈呈しています。(お弁当の彩り要因なので)
でも、日陰はどうしても持て余し気味で、、、。今回はチャレンジ的にほうれん草をうえてみたので、成功するといいな、という感じです。
日陰栽培でつまずきやすいポイント
じゃあ、日陰でも育つ野菜をチョイスすれば成功間違いなし!ということではないようです。
日光は様々な効果があります。
そもそも光があまり射さないと害虫が湧きやすかったり、病気が発生することもあるようです。
しかし、ちゃんと植物を観察して、適時お手入れを行うことで、栽培を成功させることができます。
どうしても、日陰はじめじめすることが多いので、水やりや肥料は少し少な目に植物や土を観察して行うこと。また表面のみでなく葉っぱの裏に虫がついていることもありますので、色々全体を注意してあげてください。
無農薬栽培にこだわらなければ農薬など適切に行うことにより、ぐっと栽培の難易度が下がりますので、一考してみるのもいいと思います。
☆農薬は薬です。よく説明書を読み正しくお使いください。

日陰栽培のメリット
日光は植物に必要なものですが、品種によって好む、好まないがあることが分かりました。
そして気になるのは日陰栽培にメリットはあるのか?ですが、あります!
水や肥料の回数が少なめでも育つこと
日陰は水の蒸発力が低いですし、その分植物の成長もゆっくりなため肥料もそんなに必要とされないことが多いです。
この頃の夏の日光の強さや暑さは本当に異常なほどです。その強さに連動してすぐに水やりも必要とされる庭の方が家庭菜園は難しい時代になったのかもしれません。
(葉焼け)日焼けをしない事
これからの時期にあることですが、(葉焼け)日焼けをしない事です。
人間と同じように野菜も日焼けを起こします。この葉焼けは観葉植物など室内で育てている植物に急に光がよくあたる外に出すと起こることが多いですが、最近の夏は暑すぎて野菜でも起こります。
ひどい場合はその部分の葉っぱが枯れることもありますし、葉っぱだけでなく実ができるような野菜も葉っぱが枯れると、実の方も期待はできないでしょう。最悪全部が枯れてしまいます。
また、そのような状況を野菜たちも好みませんので、強く、固く!という感じな成長をして、固く、おいしくない野菜ができることもあります。

現に私は水耕栽培でレタスを光に当てすぎたのでしょう、固く少し苦みが気になるレタスを爆誕させてしましました。いただきますけど、プロが作る野菜の味とは雲泥の差、、、。
レタスは、日陰でも育つ野菜です。イメージでたくさん光がいるっと考えてしまった私がいけないのです。ちゃんとはじめに調べなくてはいけませんでした。
日光があまり当たらなくても品種を選べば十分できます!逆においしく柔らかい野菜ができる可能性を秘めています。
収穫のタイミングと期間
お庭の光が入る状況により違いますが、育てる野菜と育て方により野菜は収穫できそうです。
しかし、日陰状況によっては注意することもあります。
十分に日光が当たらない場合は、野菜の生育が遅いので、少し長めに生育する必要があります。
パッケージにこの期間に収穫と書いてあったから、ではなくご自分の目で確かめて収穫してあげてください。
プランター栽培
ここなら、光が当たるのだけど、畑じゃないなあ、、、。なんて場合はプランターを活用することも考えに入れるといいかも。
プランターの最大の利点は持ち運びができることにあると思います。
朝はこの場所が日光が当たりやすいのでこの場所に置いておこう、今日は風が強いので、ここに。雨で実が割れるかもだから軒先に、なんてこともできます植物の最適な環境に置くことができるで便利です。
まとめ
日陰な庭でも野菜つくりは出来ます。
品種を選び最適な野菜を作る。
観察は大切です、虫や病気に特に気を付ける。
水やり、肥料は少なめに行う。
日が当たりすぎてもいいことはない。逆においしい野菜が作れるかも。
プランターを使い、十分な環境を整えることも可能。
育て方に少し違いはありますが、日光にの入り具合により、自分が育てたかった野菜に最適な環境だった!ということもあります。
本当に最近の夏は暑すぎますので、逆に私の庭はこれでいいのではないかと考えるように最近なりました。
私の家の庭はあまり日が入らないから、とあきらめる必要はないと思います。適切な対応を行い、楽しい家庭菜園ライフを送りたいですね。
どうしても日陰で難しい場合は水耕栽培もおすすめです。↓
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