オクラは好きですか?私は好きです。ねばねば好きですし、栄養豊富で。そしてなんといっても夏しか食べれない!
そしてこのオクラは結構夏の家庭菜園でも活躍していますよね。
スーパーやホームセンターなどで苗を見かけたこともあるはず。
でも、すくすく育って、適度な大きさにこの頃ならなくなってきませんか?
オクラの基本情報
オクラはどんな野菜?
オクラは夏野菜で、寒さには比較的弱いです。
栽培適温15~30度ぐらい。
5月~6月初旬に種まきを行い、育てることが多いですが、場合により7月ぐらいでも種まきを行い育てることも可能な夏に強い野菜です。収穫は7月~10月ぐらいで、10度以下になってくると、成長ができなくなってきます。
一本で育てることをお勧めする場合が多いですが、オクラの実の成長が早くすぐに固くなる、食べきれない!大きくなりすぎた!などの問題が起こることも多々あります。
ですので、2.3個の種をそのまま成長させて間引きをせずに育成すると、栄養や水分などが分散されて、成長も緩やかになり、管理もしやすくなります。
また、品種も丸おくらの方が成長しても比較的実が柔らかい時期が長いようですので、収穫時期に困る心配が少し減ります。
私は今年五角オクラで育てて収穫時期を失敗したオクラを無理やりたべましたが、食べれる野菜の硬さではありませんでした。ごりごり、、、。
害虫被害は少ないが、アブラムシや、カメムシなどあり。
アブラムシ、ヨトウムシ、カメムシ、ハモグリバエ、などの害虫のほかに私の家庭菜園ではハマキムシがやってきまして、見事な葉巻を作っていました。
しかし、ある程度大きく育てば特に害虫や問題も少ない、比較的育てやすい野菜と思います。
個人的に一番の害虫はヨトウムシでした。今年はすごくいろんな野菜の苗が伐採されて、ヨトウムシ被害が一番野菜の中でオクラがひどかったです。おいしいのか、、、。だったら全部食べてよ、、。
たまごの殻対策で被害は収まりましたが、初めから土づくりの時に農薬散布が一番効果的で楽かもしれません。
実は家庭菜園の味方だった卵の殻!虫よけ!肥料!土壌改善!卵の殻の有効活用

オクラが小さい理由とは?
オクラの適切な収穫時期
オクラの加食部分は果実になります。花が咲いてほぼ1週間程度でほぼ8センチぐらいになるので収穫となります。
そのまま放置すると、果実が熟成し、種が取れるまで成長します。
ですので、花が咲いたら1週間を目安か、育った大きさが10センチぐらいに収穫しましょう。

でも、最近私の家庭菜園でも果実が大きくならなくなりました。期限の1週間を超えてでも、5センチとかで止まっている様な、、、です。
オクラが小さい原因
オクラが成長するにあたりのストレス
葉っぱや茎がが大きすぎて実が物理的に大きく育ちにくい環境にいる。
日照不足や、栄養不足、低温が続くことで、実がうまく成長できない。
病気、害虫にて成長が妨げられている。
つるぼけを起こしている可能性がある。
35度以上が続き高温障害に陥っている。
などいろいろな原因があるといわれています。

この猛暑での高温障害
昨今はこの猛暑ですので、今まで花が咲いてちゃんと実がなっていたのに小さいままになった、花が咲いても落ちるなどが起こる場合は、高温障害の可能性が高いです。
オクラは夏の暑さには強い野菜ですが、流石に35度以上が続く場合は、花が咲いてもすぐに落ちる、受粉がうまく出来なくなるから実ができにくく、異常果になりやすいです。
オクラを元気にする対策
日よけを行い日陰を作る
対策としてはこの猛暑では完璧に気温を下げることは難しいですが、できることをしていきましょう。
まずは日よけを行うと日陰効果により、気温上昇が和らぎます。
日光が好きなオクラですが、やはり暑すぎるのはオクラにもつらいようです。日々のひどい日差しの間だけでも寒冷紗などを使用すると暑さ、日差しを和らぎます。
マルチングの使用
株元をマルチングを行うことで地温が上がりすぎることを抑えます。
また、水の蒸発も防ぎますので、水不足にも対応できます。
注意としてはマルチング素材を失敗すると、逆に地温をあげて、オクラが枯れる原因となりますので注意が必要です。
お勧めは敷き藁です。今からでも簡単に行うことができます。
猛暑でも家庭菜園をしたい。野菜の真夏対策をしてこの夏を乗り切ろう!
水分不足にしない
どうしてもこの猛暑では、通常の夏の気温以上に水分が飛んでいきやすい状態になります。
水分のやりすぎは病気の素ですが、不足すると成長が止まり、実も大きくなりません。
雨が降らない時期は、朝夕と比較的涼しい時間に水やりを行いましょう。
(私は今朝夕水やりで根腐れなどの問題は起こっていませんが、土壌の排水性によりますので、時折ずっと湿った状態の土壌になってないか?はチェックしてください)
肥料の過不足
肥料の過不足でも実が大きくならない、花が咲かない、元気がないと色々症状が出ます。
よく聞くのはつるボケしている状態での実のトラブルです。
つるボケ
成長初期より過分以上に肥料(窒素が多い肥料、油粕など)をやりオクラを育てるとつるボケになりやすいです。(オクラ以外でもなります)
また、そうなりますと株の茎や葉っぱばかり大きく強く育ち、花が咲きにくい現象が起こります。
肥料が少なくなりすぎると、葉っぱや、実の色が薄くなり、成長も悪くなります。
元肥料をちゃんと行い適切に土づくりをすることは重要ですが、肥料不足にも気を付けて育成しましょう。
曲がり果・いぼ果のオクラは?
オクラを育てているとくるりと曲がったり、こぶができた様な実ができることがあります。
実が小さいうちに近くの葉っぱや障害物に当たり傷がつき曲がったり、日照不足、気温不足、加湿、肥料不足などで起こりやすいです。
普通においしく食べることができますので安心して収穫してください。
原因は病気などではなく、生理現象的なものが多いようです。

オクラとミニトマトレシピ
この時期のおいしい夏野菜サラダはどうでしょうか?さっぱり簡単で美味しいですよ。
必要物品
ミニトマト、オクラ、砂糖、ポン酢、砂糖、油(ゴマ油でも、オリーブでもお好きなものをお使いください)いたずり用塩少し
- まず、オクラをいたずりして、余計な産毛を水で洗い流します。
- レンジか、湯がいてオクラに火を入れて軽く冷まして輪切りにします。
- ミニトマトは半分に切ります。
- オクラ、ミニトマトを入れた容器に調味料をすべて合わせてあえます。
- 冷蔵庫で冷やして小皿に盛り付けてください。
まとめ
本当に最近の夏は暑いですよね。日々朝夕と水やりをしても日中しょぼんとしています。うちのオクラ。
そしてこの暑さと共に実の成りも悪く、小さな実が大きくなりくくなりました。
原因は様々あるようですが、有力としては、つるボケをしてしまい実になりにくくなっていることと、この暑さによる高温障害が起こっている可能性が高いようです。
折角のオクラです。ちゃんと収穫して食べたいですよね。
対策としては、やはり日よけやマルチで温度上昇を和らげることと、水やりで温度を下げることです。

夏の暑さがつらい日々ですが、対策をしてまたいっぱいのオクラを収穫しましょう!夏はまだまだこれからです!
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