今すぐ始めたい!冬でも育つ水耕栽培(コスパもいいよ!)

家庭菜園

こんにちは。今日は一段と冷えた感じがしますね。

最低気温が徐々に低くなりつつあり、今年も終わりがそれに伴い近づく季節になりました。早いなあ。

庭やベランダで家庭菜園中の方もいらっしゃると思います。

私も現在、ニンジン、玉ねぎネギ、大根など育てていますが、やはりこの寒さにて成長は遅くなりました。

寂しいものです。

でも、これからの時期、温かいお部屋での水耕栽培にチャレンジしてみませんか?

意外に水耕栽培って簡単にできちゃうんです!

冬でも育つ水耕栽培の魅力とは?

結構難しそうな水耕栽培ですが、水耕栽培を行うことは結構いいことが多いのはご存じでしょうか?

害虫、病気の心配が少ない

まずは、ほぼ害虫被害がない事です。

この時期からは特に外でも害虫被害が減りますが、室内での水耕栽培はほぼ虫に悩むことがありません。

虫が苦手な方にもおすすめです。

(場合により、ダニ、アブラムシなどが付くことがありますが、大きな虫が付くことは室内の場合ほぼないです)

病気についても、外からの病気が多い野菜つくりは土や病気の虫などを介して育てている野菜を病気にすることがほとんどですので、室内の水耕栽培ではこのような病気はまず起こりえないでしょう。

天候に左右されにくい

外での家庭菜園の場合は当たり前ですが、天気に左右されることが多いです。

今年の猛暑は記憶に新しいですよね。

他にも台風、突風、大雨など様々な天候に被害を受けることが多い家庭菜園ですが、室内での水耕栽培は、このような問題がなくなり育成がしやすいです。

特に冬場では、野菜はある程度の気温が無ければ成長が止まる野菜がほぼですが、室内の暖房があるような部屋ですと、ちゃんと成長して収穫が可能です。

もちろん、夏もひどい今年のような猛暑の場合ですと、高温障害にて成長しにくい環境下でも室内で水耕栽培を行うことにより、コントロールできて外よりも早く収穫できることもありました。

また、室内での室温をコントロールすることにより、冬場では難しいミニトマトや、シソなどの夏野菜もトライすることができます。

難易度は簡単とは言えませんが室温20度以上ほぼあるようなリビングでは成功確率は高いでしょう。

そして、室外、内で空芯菜で比較してみましたが、水耕栽培の空芯菜の方が、柔らかく早く収穫できました。

成長の力強さ、癖、茎などの硬さ、色などは外で土栽培の方がより強かったですが、サラダや、柔らかいものが欲しい場合は水耕栽培を選ぶということもいい選択になると思います。

冬場などの比較的緑物が高く、品そろえが少ない時に水耕栽培すれば重宝する

他にも、冬の野菜不足になりがちな時期に新鮮な野菜を食べることができますし、野菜のグリーンになんだか癒される気がします。

この頃はなんでも高いですが、初期費用は掛かりますが長い目で育てていると十分元が取れる程度です。

この頃は100均一にでも様々な種や、容器も売っていますので、あとは液肥を購入すれば、1000円以下で水耕栽培を始めることができます。

肥料に関しては私が今小さいサイズの微粉ハイポネックスを使用していますが、少なくても1年以上は使えそうです。

もちろん、使う頻度と野菜の大きさにて変わりますがすぐにすぐいっぱい使うものでは無いので、コスパは良いと思います。

今私は水耕栽培でレタスミックスを育てていますが、ほぼ2か月かからないうちに30センチ以上のおおきさになり、ロメインレタスが、サニーレタス、リーフレタスと綺麗に葉を広げて観葉植物に負けない綺麗な部屋を彩るグリーンになっています。

何度かすでに収穫もしました。

食べるのが惜しいです。食べますけど。市販の物よりなんか味が濃い感じがします。

冬に適した水耕栽培の野菜の種類

気になるはどんな野菜が水耕栽培で行えるか、ですよね。基本的には野菜の必要な光や、栄養などがそろえば育てることは可能ですが、向き不向き、野菜にとって難易度が変わってきます。

そして私の中で一番おすすめは葉物野菜になります。

葉の物が一番おすすめ

実る野菜より、成長が比較的早く、根っこを育てるものでないため、また室内のコントロールにより葉っぱを食害する虫もほぼつかないためです。

小松菜、リーフレタス、水菜などがお勧めになります。

特にリーフレタスは成長が早く、食卓にもサラダにして彩を与える存在になりますので、使い勝手がよく、また株ごと収穫しなければ次ぎ次と葉っぱを展開していってくれます。

小松菜、水菜も株ごと収穫せずに外葉から収穫していくと長く楽しめます。

蒔き時期も比較的長く、寒さに強いので、こちらの葉の物が一番この時期お勧めです。

ハーブ系もちょっとの量で大満足

ハーブ系はいい匂いで、繁殖力も高く料理に欠かせない植物になりますが、こちらも水耕栽培で育てることができます。

お勧めはミント、イタリアンパセリ、バジルなどです。

これらはよくなじみのあるハーブですし、使い勝手もいいハーブですよね。

やはり寒くなる時期は彩が少なくなる食卓には最適です。このハーブを使うことでなんだかワンランクアップな食卓になりそうです。

少量使うような彩の為でしたら、室内で小さく育てる水耕栽培は適しています。

彩以外にももちろん食べれて健康によいハーブですので、どんどん食べましょう。個人的にバジルが好きです。においが大好き。ピザに、パスタに大活躍。

逆に人気なパクチーは少しコツがいるハーブになります。

発芽適温が高めの20~25度で、種が固いため発芽が難しことがありますので、水耕栽培を始めるならばまずは簡単なものからチャレンジしてみるのはどうでしょうか。

お勧めしない水耕栽培の野菜

お勧めとは逆に、難しい水耕栽培では立派に育てることが難しい野菜もあります。

例えば、根菜類や、根っこの張りが強い野菜です。

根菜類、根の張りが強い野菜は水耕栽培にあまり適さない

水耕栽培は容器、培地、水、肥料が主に必要になってきますが、この培地(種を植える場所)の性質により、根菜類は難しい場合があります。

主に水耕栽培の培地は、スポンジ、バーミキュライト、ハイドロボールなどが多いですが、言わずもがなスポンジ、ハイドロボールは根っこを増大させる場所を満足に作ることはできませんし、バーミキュライトは支持力に不安があり、そもそも根っこを太らすために多くの場所を必要とします。

一度細かめのハイドロボールで二十日大根を育てたことがありますが、なんだか支持しずらくグラグラになったので、やはり培地の支持力は大切に思います。

ダイコン、ニンジンでしたらそもそも根っこではなく葉っぱを目的に育てることは十分ありですので、どこを目的に育てるかで成功、失敗の分かれ目になりますね。

家庭菜園での水耕栽培手順

必要物品

水耕栽培に適した容器

培地(ハイドロボール、スポンジなどお好みのもの)

液肥

野菜の種

作り方、育て方

1.必要物品を準備して、ハイドロボールを使う場合はまずざるなどで水洗いをして余分な汚れを落とす。(結構汚れていることあり)

2.容器に培地をセットして、水をいれます。

3.この時に培地以上に水をいれると種がぷかぷか浮きますし、その後芽が出てもそのまま成功することは難しいので、培地は湿っているぐらいでコントロールしてください。

4.スポンジでしたら上部スポンジの1cm下程度に水があるぐらいで十分です。(一度スポンジを十分に水を含ませます)

根が張ってくるとこれよりも下に水を持っていくことがいいですが、初めは十分に種に水を含ませたいので若干上部です。

5.スポンジに小さな切れ込みを入れてそこに種を植えます。育てる野菜により発芽率が違いますので、発芽率の低い種は少し多めに撒いてあとから調整することをお勧めします。

サラダミックスなどは様々な種が入っていますので、培地にできれば重ならない程度に種を蒔き、適時間引きがお勧めです。

6.発芽して、双葉が出たころに水だけではなくで、液肥を混ぜたもので育てていきます。

育て方はその野菜によります。

私が育てているレタスミックスでしたら、一度双葉が出たときに少な目に間引きを行い自分が育てたい色や種類が分かった時にそれを残して間引きを行いました。

今では各種類3株ずつぐらい残しています。

水耕栽培で気を付けること

根っこは徐々に伸びてきますが、根っこも多少の空気は必要ですので、完全に上まで水が上がることなく、常にスポンジ上部から下にしておくこと。

株が大きくなるにつれて、必要な液肥、水は多くなります。水切れを起こさないように気を付けること。

水管理だけではなく、日光と気温も必要になりますので、日の当たりやすい窓側や、日中、夜間の気温に気を付けこと。

水質の管理は大切です。夏場に比べて冬場ではあまり水が悪くなることが少ないですが、最低でも1週間に1回は水の総入れ替えをお勧めします。

水と液肥の濃度がどうしても一定の量にはなりにくいため、液肥の濃度が高すぎると肥料枯れのような症状が出たり、肥料が少ないと成長が良くないためです。

また、水質も肥料が入っている分雑菌などが繁殖しやすいです。

水耕栽培を行う場合は通常の畑用の液肥ではなく専用の液肥を使うこと。

冬場はカビなどは生えにくいですが、落ちた葉っぱなどを培地にカビが生えることがあります。できるだけそのようなものは除去して、清潔をたもつこと。

なぜ水耕栽培には専用の液肥が必要なの?

基本的に土には様々な栄養素が含まれていて、そこプラス必要な肥料を与えることが多い畑栽培ですが、水耕栽培の場合は基本的に栄養素は培地には含まれていないため、必要な栄養分が違ってきます。

また、土に比べて、根っこがむき出しになる水耕栽培ではこの根っこの健康に欠かせない栄養素(K)などもおおめに水耕栽培用の肥料では配合することが多いです。

他にも様々な理由がありますが、やはり成功させるためには専用の水耕栽培の肥料を準備することが良いと考えます。

結構違いがありますので、一度成分表を見てみると面白いです。

お勧め水耕栽培肥料

ハイポニカ液肥(A液・B液各500ml)、微粉ハイポネックスなどは特に有名です。

私は現在微粉ハイポネックスを使用していますが、問題は特になく至って順調に育っています。

この微粉ハイポネックスは名前の通り粉を水に溶かして使用するタイプでなかなか減らないのでコスパもいいと思います。

小さいサイズの物もありますので、とりあえずどんなものかやってみたい場合はいいのではないでしょうか。

気になる希釈の方法はそれ用に準備したペットボトルやバケツなどに既定の水をいれてマジックで印をしておき、肥料を混ぜる方法が簡単です。

計量スプーンが付いてきており(私が購入した当時もありましたし、今もついているようです2025.9)簡単に希釈もできます。ちゃんと説明が書いてます。

本当に微粉ハイポネックスはコスパがいいので(使いきれていない)私はハイポニカはまだ使ったことがないですが、評価はとても高く、基本的にはこの二つのどちらかで十分成功すると思います。

微粉ハイポネックスは粉管理なので、溶かしたときの粉の溶け残りが気になる方は初めからハイポニカの方がいいかもしれません、、、。

他にも様々な水耕栽培用の肥料がありますので、気になる方はそちらもぜひ使ってみてください。

他にあればいい物品

上記に準備物品を記入しましたが、他にも色々あれば便利な物品は存在します。

例えば水耕栽培の水の部分を循環したり、空気を贈るようなエアレーションや、どうしても日照不足になりやすいために、専用のライトなどです。

他にも、この秋冬で不安な温度管理ができるようなヒーター備え付けの物もありますし、気になる液肥の濃度を測るのもの存在しています。

この頃は初めからそのような問題をクリアできるような少し大型なセットになったものが数万円で販売されていますので、たくさん作りたい場合はこちらを購入しても楽しそうですね。

まとめ

この頃の物価高には本当に一喜一憂しています私です。

でも健康は食べ物から!削減したくとも、野菜は食べたいです。そしておいしいものを!!

そのなか、水耕栽培で野菜を育てるのはいかがでしょうか?

冬の野菜の少ない時に一品でもサラダがあれば彩綺麗に、しかも健康的です。

他にも基本的に根っこの形状によりますが葉の物野菜ならば水耕栽培ではほぼ育てることができます。

この秋冬に栽培するのであればリビングなど人がいる場所では大きく気温が下がることも少ない上に、病害虫も少ないでしょう。そして、植物の色は癒されます。

食べるのか惜しいぐらいに。

レタス系が育てるには簡単ですが、他も色々育てることができますので、環境に合わせて気になる方はチャレンジしてみてくださいね。

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