今年も暑い日が続きそうですね。気象庁の発表では7~9月の気温は例年より高い予想が発表されています。
すでに過去最高の気温をたたき出している場所もちらほら見かけて、夏本番以上の暑さを感じます。
この暑い中、大人でも大変なのに毎日の通学の子供たち、本当に大変で親としては心配なものです。
通学時の熱中症リスクとその対策
日々ニュースでこの猛暑、酷暑の情報を取り上げられています。
大人でしたら、お仕事に行く場合も冷房の効いた車や交通機関を目的地まで利用し、必要に応じて自動販売機や、コンビニなどで冷たいジュースなどを購入できるでしょう。
でも、子どもは?
場所によりますが、集団登校などで集まり学校に登校する場合が多いでしょうが、もちろんそこには冷房はありません。
背中に重い教科書や教材を背負い、月曜にはそれ以上に物品を持ち歩かないといけないですよね。
想像するだけでも暑くてかわいそうです。
学校帰りの時間は朝以上の暑さでしょう。多分ピークの暑さを迎える頃に小学生は帰宅することが多いですよね。
本当に心配です。
熱中症リスクも叫ばれるこの世の中、クーリングアイテムも進化しました。
少しでもこの通学を快適にはいかなくても身の安全を守るためにも、使用してみませんか?
子供と大人の違い
子どもはその身長ゆえに、地面からの照り返しの影響で大人よりも環境に左右されやすいです。
この酷い真夏の気温は、本当に子どもには大人よりひどく感じるでしょう。
また、大人と比べ子どもはまだ体が発達途中ですので、体温調節機能も未熟な可能性があります。
そして、大人より子供は何かの物事に夢中になりやすいですよね。
普段気候がいい時ならばいいのですが、この暑い時に何かに夢中になると体の不調を感じにくく気が付いたときには、症状が進んでいる可能性もあります。ですので大人以上に熱中症などに子供は気を付けなくては危ないです。

通学に効果的なクーリングアイテム
ネッククーラー
首には大きな血管が走っていますが、ここを冷やすことで、効率的に体温を下げることができます。
素材や種類、サイズも様々ありますのでお好みのあったものを使うのがベストです。最近どこでも見かけるようになりました。
冷凍庫で冷却しておき、使うときに首に装着して使います。
数年前よりよく見かけて、一部首が開くようになっているので引っ掛けたりなどの万が一の時も安心です。
ヘッドクール、アイスヘッド
通学時に多くは帽子をかぶることが多いのではないでしょうか。
この帽子の中にヘッドクールを水に濡らし、適度に絞り使用します。
炎天下の場合やはり気になるは頭ですので、頭部の暑さの軽減につながります。
凍らせて使う製品、洗濯できる製品など昨今様々なものがありますので、色々お好みになったものを使ってみてくださいね。
日傘
昔から日本にある、夏の日差し対処アイテムです。
私の愛用品アイテムになります。木陰を持ち歩くアイテムですね!
直射日光を遮り体感温度を数度程度下げることができます。また、紫外線による肌トラブルを軽減できます。
遮光率、遮熱性が高い方が効果は高くです。
大きさ、重量は製品により違いがありますが50センチ程度が使いやすいようです。
雨晴れ兼用製品も多くなりましたし、お好みのものも見つかりやすい印象。
冷感タオル
ポリエステルやナイロンで作られており、さらさらした感触です。
水に濡らすと気化熱でひんやり肌を冷やしてくれます。首周りにまいたり気になるところにこのタオルで冷却できます。
自然な冷たさですし、水さえあれば気軽に使用できます。
この頃は100均一にも発売されているものもありました。(ダイソーで見かけました。他にもあるかも)
アイスパック、氷嚢
ピーコック魔法瓶工業株式会社のアイスパックが今人気のようです。
持ち歩ける氷嚢として発売されて昨年は大ヒット!
最大16時間ほどひんやりが続くようですので、通学にも使えますね。
サイズなども4種類ありますので、途用別にそろえてみたくもあります。
ランドセル背中パッド
ランドセルは重いし、背中全体でその重さを支えるのでぺたりと子供の背中にランドセルがくっつきますが、これがやはり暑い。
ランドセルの背中パットを付けることで、通気性が良くなり冷たく感じるものや、冷凍、冷蔵することで冷たさを発揮するもの、素材の力で冷たさをキープするものと様々なものがあります。
他にも電気製品のクーリングもありましたが、今回は小学生が使えるもの、として上記グッズを紹介させていただきました。
製品により学校で禁止されているものもあるかもしれませんので、お問い合わせしての使用が一番無難かもしれません。
でも、本当に暑い日々が続きます。
何かあっては遅い、と思いますので我が家でも、日傘と、冷感タオルを持たせて今日も登校させています。
子供の日傘の効果と選び方
個人的にですが、日傘を管理できる年齢や、個性の場合日傘が一番いいような気がします。
日傘のメリット
電気が必要だったり、都度冷凍保存、水に濡らすなどのアクションがいらない。
大きなのもなので、落としたり、忘れるとすぐに気が付くことができる。
結露するものや、水に濡らす必要がないのでカビの心配がない。
紫外線対策にも有効。
全身に影を作ることができるため、体表温度が保ちやすい。
一度購入すればシーズン問わず使用できる。
値段は比較的お手頃で、昨今手に入りやすい。
種類も柄も多めで、折り畳みできるタイプも多い。
表面は日傘ということもあり白、銀色の色なことが多く、周りの車からよく目立つ。
現在、大人の女性でよく日傘は昔から愛用されているアイテムの一つです。
男性も最近は熱中症対策にちらほら使用されている人が増えてきました。
メリットは、色々ありますがやはり特別なアクションを起こさず使用ができ、簡単ということです。
持ち運びができるタイプも多いので使用後はランドセルにいれておく、もしくはストラップに引っ掛けるなど小学生でも忘れ物対策が取りやすいと思います。
簡単に普段の帽子と比べて、日陰に常にいることで涼しく、熱中症リスクを下げることができます。
女子には紫外線対策も高学年になると気になる子供もいるでしょうから、日傘はいい美容アイテムにもなります。
車に対しても、比較的目立つ色が表面にあるため、目につきやすく交通事故の可能性が下がるような気がします。
一度購入すれば来年も壊れなければ続けて使うことができますし、コスパもいい印象です。
日傘のデメリット
子どもの個性で危険な場合がある。
学校が許可していないことがある。
傘で視界が悪くなり、車や障害物が良く見えないことがある。
使用する場合は周りの子供や、障害物に当たる可能性がある。
大きさにより、かさばることがあり持ち運びが懸念。
子どもの個性に一番寄りますが、デメリットはどうしても道具ということで、危険な使い方をすれば出てきます。
また、通学の使用の観点では十分に周りが使用者本人が見えていないことがありますので、そこも注意が必要だと感じます。
しかし、今現在雨の日に傘をさす子がほぼほぼだと思いますので、使い方が分からないこともないでしょうし、日傘だから特別危険ということもないと思います。
必ずしも雨傘と比べて必要とは学校は現在感じていないことが多いようですので、許可が必要な場合があります。

まとめ
この危険な夏はしばらくこの日本では続いているように感じます。
その為色々なグッズも多くなってきました。
新たな素材のアイテムもだんだん増えて便利になっていますが、私は日傘がお勧めです。
日傘を使用することで全身日陰になりますので、全身が影に覆われて他のアイテムより手軽に熱中症対策になると思います。
総合的に、ルールを明確にして守れれば日傘を使うことは問題ないように感じます。
風の強い日は日傘を使わない。
回り、友達に気を付ける。
危険な行動をしない。
視界を遮られやすいので、周りをよく見る。
など、ご家庭内で少し話し合い安全に使いたいです。
ただ、子どもは集団で動き、みんながしているからしたい、したくないの気持ちが強い印象がありますので、使いたくない場合は意思を尊重して他の熱中症対策をしてあげてください。
この日傘に、必要に応じて他のクーリングアイテムを組み合わせたりしてこの暑い、本当に危険な夏を乗り越えましょう!

私の家では、日傘と冷感タオルで対処しています。冷感タオルは帰ってすぐ洗い、カビ、汚れなどの防止をして清潔に使うようにしていて、現在困ったことはありません。
これ以上の暑さになりそうだと、ランドセルの背中パットを使用したいと思います。
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