あなたのミニトマト、トマト、虫に狙われていない?今すぐ確認、対処しよう!

家庭菜園

熱い日が続きます。

人間でさえこの暑い日差しに参っているのに、虫なんてあたり前ですが外に居ます。

空調効いていないのに!外!でも虫に食べられる夏野菜!どういうことですか。

今日はミニトマトの穴あきがひどいのでそのお話です。

皆様のおうちでも被害がありませんか?私の家での被害はオオタバコガ!!タバコガ?!(推測)です。

トマトの穴あき被害が示すサインとは?

この暑い日が続きますけど、ミニトマトの収穫も続きますよね。

で、そのトマトを収穫しようとしたらトマトに穴が開いている。明らかに食べられた跡だし、フンももりもりとトマト色、、、、。今日私の話です。

とりあえず、トマトは廃棄しました。

多分この穴の開き具合は、原因はオオタバコガ、タバコガだと思われます。

オオタバコガ、タバコガとその影響:特に注意すべき害虫

昔からわが日本には生息しているようですが、1994年あたりからオオタバコガが西日本を中心に増えているようです。

タバコガは主にナス科のピーマン、ナス、トマト、唐辛子を好みます。

オオタバコガナス科以外にもきゅうり、オクラ、花など広く食害にあうようです。

食の好みに違いがあるようですが、成虫は15~35ミリ程度の大きさの蛾でよく似ています。

冬の間に土の中でさなぎになり、6月ごろに出てきてひと夏3.4回のサイクルで被害が出ることが多いです。

夜間に卵をひとつづつ生みますが200~程度産卵しますので、産み付けられると被害が結構ひどくなります。

実以外にも、茎なども食べることもあり、柔らかい成長点を食べられる場合は一番つらい結果になります。(食べられたところから折れたり、枯れたりします)

スイカですと表面を食べられることもありますが、食べられるとそこから腐敗することも、、、。

赤い色を好みますので、トマトはうってつけな野菜なのかもしれません。

嫌いな色は黄色とのことですので、この時期に黄色い花が咲いているマリーゴールドは対策にいいようです。

とげとげした外見の芋虫ですが基本的に毒などは持っていないようです。

見つけ次第、捕殺しましょう。

トマトのタバコガ、オオタバコガ害虫対策:効果的な方法

ネットで保護する

このオオタバコガ、タバコガは好発季節が20~30度ぐらいの少し湿度が下がったぐらいを好みます。そして卵を成虫が産み付けまして、食害に来ますのでまずはトマトに飛来できないようにネットで覆うことは有効です。

このガの大きさは2.3センチのことが多いようですので、少し目の小さいものをトマトを保護します。

また、ネットで保護の前にも卵が植え付けられてないか、の確認もできれば行ってください。

葉っぱや果実に小さい黄みがかった卵がある場合は除去してください。

肥料をやりすぎない

トマトの成長を促すために使う窒素肥料を与えすぎることで、トマトの苗自体が柔らかく食害されやすくなります。

パッケージなどを参考に与える肥料を調整して、餌にならないようにしましょう。

トマトの病気と害虫との関連

トマトの害虫は他にもいます。

代表的なもので、アブラムシ、ヨトウムシ、ハモグリバエ、アザミウマ、ハダニなどなど。

アブラムシ

新芽などにアブラムシが発生することがあります。

この場合取れるようならばテープなどで取ったり、牛乳スプレーで窒息させて取ったりしてあげてください。

牛乳スプレー後は水圧を調整した水で、丁寧に洗い流してください。

アブラムシはすぐに増えます。少ないうちに対処するとおのずと労力が最小になります。

放置はトマトの栄養が奪われて弱ってしまいますし、他の病気(モザイク病、すす病など)が発生する原因になります。

また、密集した風通しの悪い場所をアブラムシは好みますので、トマトを植えるときには十分な株の間を取る、不要な葉っぱなどを除けるなど対処してあげてください。

ハモグリバエ

ナス科、ウリ科、キク科、アブラナ科などの主に葉っぱへの被害があります。

成虫がターゲットの葉っぱに飛来して、そこに卵を植え付けます。

そして羽化した幼虫がその葉っぱを中から食べていきます。グネグネとした道筋で食べてきますので、外から見ると白い線で落書きしたような跡を葉っぱに残します。

ですので、別名は絵描き虫ともいわれているそうです。

成虫は黄色が好きなようで、黄色い粘着テープなどが有効。

薬剤を使わない場合は、被害にあった葉っぱを除けたり、被害が少ない葉っぱに関してはピンセットなどでつぶしてしまいましょう。

害虫発生前に小さな目のネットをかぶせる、薬剤を使うことも有効です。

アザミウマ

多くの野菜に寄生して栄養を吸収します。

栄養を吸われたその跡が、白っぽい色に変化します。被害を受ける場所は、葉っぱ、実、新芽、花、なんでもです。

被害は小さいものと思われますが、トマト黄化えそ病を発病させます。

この病気になると葉っぱなどにに茶色い壊疽が発生して、小さい苗だと枯れることもあります。実自体も奇形となることがあります。

トマトを美味しく育てるための豆知識

トマトは水をやりすぎない方が甘くなる、とよく聞きますが本当のようです。

水は成長には欠かせませんが、少な目の水やりをすることによって、きゅっと濃縮された実になり、おいしく感じるようです。

逆にトマトの水やりで急に与えてしまうと、実が割れたりするので雨季などはコントロールが難しいですね。

でも、なんといっても一番は日光に当てることです。

トマトは日光が大好きな野菜ですので、最低6時間は日光に当てたいところです。

そして、脇芽などの栄養が分散されないように、肥料も適切に過不足無いように与えてください。

きっと手をかけた分だけ、おいしいトマトが食べれますよ。

お勧めトマトレシピ

トマトはそのまま食べてもおいしいですが、少しの工夫でもっとおいしいですよ。

今回は簡単なカプレーゼはどうでしょう。

材料

トマト、モッツアレラチーズ、オリーブオイル、塩コショウ、バジル

  • トマトを輪切りで0.5cm、モッツァレラチーズも同じように輪切りできる。
  • トマトとチーズを交互にずらし重ねていき、オリーブオイル、塩コショウ、バジルを上から散らして出来上がり。

(バジルは乾燥バジルでも、フレッシュでも。なくてもおいしいです。)

モッツァレラチーズは結構お高いので、塩豆腐で代用してもおいしいですよ。

塩豆腐

絹豆腐を塩を振りキッチンペーパーでくるみ、重しをして冷蔵庫に入れて水切り1日で塩豆腐の完成です。

purannto
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絹豆腐ですが、なんだかチーズのような食感でおいしいです。

チーズよりヘルシーな感じです。単品で食べる場合はごま油、塩コショウでも惜しいです。お試しあれ~(#^^#)

まとめ

虫は真夏でもいます。

特に、これからは実の被害もでてきますので、害虫を見つけ次第処置していきたいですね。

実に穴をあける害虫はタバコガのようです。穴が開いた実は食べれませんので処分となりますが、せっかくの収穫時期です。これ以上の被害をなくすようにしていきたいですよね。

収穫時期にも使える農薬はありますので、用法を守り、正しくお使いください。

猛暑にもまけず、せっかく実ったトマトです!

おいしく調理して食べてしまいましょう!

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